発達障がい児用学習机・椅子・療育家具
「イーシリーズ」開発コンセプト

発達障害のある子や落ちつきのない子が集中して学べるように

 「学齢相応の落ちつき・集中力がない」という子どもたちは、「集中できない」「学習できない」のではありません。そうでない子どもに比べ、より集中して学習に取り組みやすい環境が必要なだけです。
 横山工房では、こうした子どもたちにより良い環境を提供するため、大学機関と連携して専用の家具を開発しています。

【上地 玲子】
山陽学園大学 准教授
公認心理師、臨床心理士(2021年まで)
小学校教諭1種、幼稚園教諭1種、保育士

臨床心理学の専門家と
ご家庭の協力から生まれました。

 開発のきっかけは、集中することが困難な障害を抱える長女が、少しでも学習できる環境を作りたいと思ってのことでした。
 母親・研究者・臨床家の視点を生かして、落ちつきのない子どもでも学習に集中しやすい椅子と机の構造を考案し、形にすることができました。
 「わかった」「できた」という学習の楽しさを味わうことは、生きる喜びであり幸せにもつながります。
 長女がしっかり机に向かう姿を見ると、同じような悩みを抱える子どもたちにも役立てていただきたいと強く思います。